The schedule of the Ni day eyes is Nezu Art Museum → the stroll in Ginza →. 『 as it is 』 Or, it hesitates to which of the stroll in 'as it is' → Ginza for us shall make it. It decides to a latter course at breakfast, and the hotel is left at nine o'clock.

The third yearning I wanted to go by all means reading book by Sakata kazumi and "Self-complacent measure". 「as it is」 The design of the museum is Mr. Nakamura Yoshifumi.
It is as for feelings good, and it seems to connect the people who think
good by an apparently red string.
It appeared in "Self-complacent measure",
and old tools in Egypt and Asia were put and feelings good was put.
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20分ほどで長南三ツ又に着きましたが、美術館の案内板があるわけでなし、もう一度電話をすると、「タクシーで来てください」。 折り良くバス停は、タクシー屋さんのまん前。しかし、事務所は不在なので電話をしたら、しばらくは帰ってこないんですって!
もう一度 「タクシーが出払っているから歩いていきたいんですが」 と 『 as it is 』 に電話。 「歩くと一時間以上かかりますから、もう少し先にある長南タクシーでどうぞ」
歩けど歩けど、長南タクシーが見つからない。思い余って掃除をしていた八百屋さんのおじいさんに尋ねたら、今歩いてきた道の先を指差して、「あそこだよ」・・・
向い風で横殴りの雨に濡れないようにと傘をさしていたので、気が付かずに通り過ぎてしまったのです。何度目のガックリでしょう。初詣のおみくじは凶でしたが、それにしても神は多くの試練を与えてくださる。 落胆した私を見かねたのでしょうか。八百屋のおじいさんは、長南タクシーまで乗せて行ってくださいました。捨てる神あれば拾う神有り。ありがたや、ありがたや。

ニ日目のスケジュールは、根津美術館→銀座散策→『 as it is 』または、『 as it is 』→銀座散策のどちらにしようかと迷い、 朝食をいただきながら後者のコースに決め、9時過ぎにホテルを出発。

坂田和實さんの「ひとりよがりのものさし」を読んで、ぜひとも行きたかった 『 as it is 』 へは、表参道駅から渋谷駅で山手線に乗換え、東京駅からは10時発の外房線特急で、茂原まで約一時間。 その後はバス・・・と、ここまではインターネットで調べました。
東京駅に着いてすぐに、新幹線案内で外房線の乗り場を訪ねましたら、「そこを左の方に行くとコンビニがあるから、ユニクロとの間を真直ぐに」 確かにコンビニはあったけどユニクロは見当らないので、そのコンビニで訊ねたら、さっきとは反対の方向を教えてくれるではありませんか。
「あらま、なんて頼り無い新幹線の案内人」と思いながら、階段を駆け下りると十字路! 外房線の案内板は見当らず、さてどちらに入ったらよいのやら。 そこに、乗務を終えて歩いてくる二人連れの鉄道員が目に入り、藁をもすがる思いで、「外房線は・・・」
「京葉線はね、その階段の右(いま降りてきた!)を上がって、そのまま、ずーーーーーっと先!」「京葉線? 私が乗りたいのは外房線です」「特急に乗りたいんでしょ。ならば京葉線のホームです」 腕時計を見ると発車時刻の5分前。それっ急げー!
エスカレーターも“歩く歩道”も、走って走って・・・、まるで先の見えない障害物競走。(ディズニーランドへ行ったことのある方は、ご存知でしょうね)
息を切らして、やっとホームに辿り着いたところへ電車が入り、セーフ! それでも一抹の不安が残り、運転手さんに、「茂原へ行く特急ですか?」「10時発の特急は1分前に出ましたよ」「そ、そんなぁ、私の時計は・・・」1分遅れてたのです。
快速に乗るよりも、一時間後の特急に乗る方が早く着くと聞いて、閑念しました。
そして、待つこと一時間。11時発の特急は、なんと「大雨の為、15分ほど遅れます」ですって。「10時発も遅れてくれれば良かったのに」と、口がわめいていました。

茂原の駅に着くと、出口がふたつ。どっちかなんだから、このくらいはうろたえません。
「長南に行きますか?」と確認してバスに乗ると、「どこへ行くの?」と、運転手さんの方が心配そうに聞いてくる。
「as it is って美術館です」「そんなのあったけかな」「あるんですよ。長南に」と言いながら心配になって、『 as it is 』に電話をしたら、「長南三ツ又で降りてください」 聞いて良かった!

新宿で「古道具坂田」を営む坂田和實さんが主宰する美術館へは、こんな辺鄙な所にも関らず、遠方から訪れる若者が多いとか。 美術館の設計は、中村好文さん。心地良いものをつくったり、いいなぁと思う人たちは、どうやら赤い糸で繋がっているようです。
美術館にしては珍しく撮影可とのこと。嬉しいではありませんか。ここで初めてコンタックスにすれば良かったと後悔。
「ひとりよがりのものさし」に登場する、エジプトやアジアの古い道具たちが、小屋造りの土壁に包まれて心地良さそうに存在していて、 まるで語りかけてくるような気配に、想いを馳せつ眺めていたら、疲れも吹っ飛んでしまいました。